| Viaje 旅の記録 |
ong
Kong &
acau
初めての香港
東南アジアの良さを改めて再認識できた、タイ、カンボジア、ベトナム。とても名残惜しかったが、先に進まないとね。バンコクから約2時間半で香港へ。何を隠そう、初めての香港。と言っても、別に期待はしていないのである。一応、返還前に見ておこうかな、ってかんじ。さすがにここまで来ると、もうすぐ日本であることを思わずにはいられない。それはもちろん、「まだ帰りたくないけど、旅の終わりが近づいている」ということ。まあ、かならず終わりは来るのだが、帰国するといきなり現実に引き戻されるわけで、それがちょっと恐い。
噂の重慶マンション
いつものごとくイミグレで並ぶ列の選択ミス。私が並んだところはいつも遅いんだよね。バスで重慶マンション前まで。バスを降りると客引きのオバちゃんが寄ってきた。とりあえず部屋を見てみましょ。ちょっと高いかなぁ、とも思ったが、疲れてたこともあって妥協。この重慶マンションはなかなかユニーク。下はみやげ物屋や両替所がたくさん。上の階は安宿がいっぱい。しかも横の移動というのができない。棟によってエレベーターが違うので、隣の棟のエレベーターに乗ったら自分の宿にはつけない。また、かなり怪しげな連中も住んでいる(アジトにしてる?)らしく、一度いんねんをつけられた。
澳門へ
特に香港ですることもないので、澳門へ行くことに。フェリーで1時間。一番安い宿に行く。これが阿片屈(と言っても本物見たことないけど)みたいなとってもアヤシイところ。重慶マンションなんか目じゃない。受け付け(らしきもの)にはおじいさんしかいない。建物内部は薄暗く、2階の廊下からは下が見える。部屋の中も便所の明かりぐらいだし、妙に湿っぽい。こりゃ安いはずだわ。まあ、2泊だけだから我慢しましょか。
あやしい澳門
泊まった宿が一番怪しかったのだが、澳門全体もなんとなくアヤシイ雰囲気である。夜になるとカジノ(金がなかったので行けなかった)近辺には所謂立ちんぼがいるし、街中もなんかすすけてるというか、あか抜けてないというか。香港とは目と鼻の先なのに、ずいぶんかんじが違う。と言っても個人的にはこういうのって嫌いじゃない。食べ物もおいしいし、物価も安いし。でもカジノでもってるような街だから、他に見るべきものもないし、1日いれば十分ではある。
原因不明の高熱
翌日、よく寝られなかったせいもあって、体がだるい。しかも昼間3時間ぐらい掃除の為(おじいさんのジェスチャーによると)部屋をあけなければならない。外をふらつくが、体もフラフラ。宿に戻ってみると別に掃除した形跡もない。カンベンしてよ。その夜はこの旅最悪の状態。寝る前に薬を飲むが全く効かず、熱と頭痛のため、ほとんど一睡もできなかった。香港に戻ったその足で医者へ。風邪だと思ったので注射うってくれって言ったら、今は注射はあまりしないんだそうな。熱をはかるとなんと40℃。他に下痢とか咳とかの症状がないだけに、ドクターは至急入院、検査しろとのこと。でも保険もきれてたし(更新するの忘れた)、入院費用がバカ高い。なんと約250万円なり。そんなん払える訳ないやん。するとドクターは日本領事館に電話。私ははっきり言って、彼らがどうこうしてくれるとは、全く思ってなかった。ドクターは領事館員に私が入院、検査する必要性を主張。私は金もないので、帰国後日本で検査する旨を伝える。一旦は私の考えに同意したのだが、ドクターが再度意見を述べる。そして何かあった時の責任問題を持ち出すと、この領事館員は、ころっと変わり、私に入院を勧める。ここに日本の公務員の真髄?を見た気がした。彼らは何かあったときに、自分に責任が及ぶことを一番恐れているのである。もちろん、そういう人ばかりではないけれど。結局、私が自分の意思で帰国するので、仮になにかあったとしても、ドクターや領事館には関係がないという念書を書かされて決着。
予定外の帰国
本来であればこの後、台湾に2週間ぐらい寄ってから日本に帰る予定だったのですが、こうなっては仕方がない。JALのオフィスに行ってフライトを変更してもらう。まあ、これが南米やアフリカでなくてよかったと思うしかないやね。とりあえず自分が行きたかったところはほとんど廻れたし。昨日やってもらった、血液検査とマラリアの検査の結果を聞きに行くが、特に問題はなく一安心。しかし熱のせいで何を食べてもまずい。香港最後の夜というか、この旅最後の夜なのに冴えないなぁ。翌日空港で最後のお土産買って、機上の人となる。長いようで短かった気もするこの1年4ヶ月。多分2度とこんな旅をすることはないだろうなぁ。帰国日は奇しくも?私の誕生日の1日前であった。